【ネタバレ注意】あれからの瑠衣/月次報告(4月)

本題に入る前に、WEB拍手コメントへのお返事を書かせて頂きます。

TKさんへ
>Lv2完成心待ちにしております。

こんばんわ。メッセージどうもありがとうございました。
Lv.2をご期待に添える作品と出来るように、一日一日を大切に、
日々制作に関する努力を続けて参りたいと思います。

(以下、ネタバレ注意)


トトの≪選択≫をもって、消滅する運命にあった零次の前に立ちはだかった瑠衣。
その体には“過去の傷跡”が残ってはいるものの、彼女の瞳には確かな輝きが
灯っていたのでした……。というのが、Lv.1の最後に描かれた瑠衣の姿です。

◇◆◇◆◇◆

今月の月次報告は「あれからの瑠衣」と題しまして、
スクリーンショットにコメントを添えた『Lv.2の瑠衣の様子』を
少しだけお見せすることが出来ればと思っています。

ただし画面は開発中のもので、今後の調整で内容が大きく変わってくる可能性が
あることを、予めご了承頂けましたら幸いでございます。発想を変えてみると、
「本編では描かれなかったシーンが見られる機会」という見方が出来るかも
しれませんが(苦笑)ともかく、続きをご期待いただいている方々に向けて
お届けできる多少なりの『Lv.2情報』となれば本望でございます。


零次と瑠衣は、トト達と合流するために再び「葦野里古墳」へと赴きます。
これは古墳に向かう道中での一幕です。

ワンダーランドに存在する大学助教・竹井瑠衣の姿は、言わば竹井塔人の
「理想的な姉」の姿なのでしょう。奇抜なところがあるものの理知的で、面倒見の良さを垣間見せる彼女は、『現実世界の自分』とのギャップにひどく悩まされることになります。

しかし彼女は、多大な罪悪感を抱え込みながらも常に『今、自分がすべきこと』を
冷静に考えながら行動しています。零次の動向を支えることで、自らの葛藤の答えも見つかるかもしれない……。そう考えて、零次と行動を共にしているようです。

トトとの接触。
瑠衣・トト両者の肉体に残る『事実』は消えておりません。

瑠衣の言葉は、彼女なりの“誓いの言葉”ではあるものの、エバンナが警戒するのも無理はありません。これから三者の関係はどう変化していくのか。そして奇しくも“性”に触れたトトは、Lv.2という物語と通じてどこまで≪人間≫として成長していくのでしょうか。

塔人との接触。
現実世界において、瑠衣は塔人の手によって殺害されました。ワンダーランドで再会を果たした瑠衣の心境は複雑なものです。

しかし二人が再会を果たす場所は大学構内。
「誰が再会を望んで“ここ”を訪れたのか」と考えると……。


以上、「あれからの瑠衣」のコーナーでした。
僕個人の印象としては、瑠衣の中にある「善と悪との葛藤」を描くのが難しいなあと思いながらシナリオを書いてます。

誰しも心には善と悪があるものですが、彼女はそのギャップが「まるで別人」とも言えるぐらいに激しいのです。この葛藤をどう乗り越えて、彼女はどんな『自分』へと辿り着くのか……。
それはLv.2という物語の上を歩く竹井瑠衣を描くに当たっての、ひとつのテーマとも言えるかもしれませんね。

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