エイプリルフール!

こんばんは、ナカオボウシです。

昨日は、一年に一度の「嘘をついても良い日」ことエイプリルフールでございました。Circletempoも(ほぼ)毎年この『ネットのお祭り』に参加させてもらってます。

今年は『ダブワン続編をコンシューマ機で発表!』という嘘をつきました。
全編3Dでお届けすることとなる新しいダブワンは、もしかしたらGTAとか龍が如くみたいな、世界を自由に渡り歩けるようなゲームとなっていたかもしれません。……そう考えると「トキアラント城を歩いてみたい!」とか「江波商店へ行ってみたい!」等々、自分としては夢が大きく広がるところです。しかし予告動画を形にしたところが、今回の“夢の終着点”になります。

世界を自由に渡り歩けるようなダブワンも素敵に思うけど、僕はやっぱり、現在の形態のダブワンで進めたいです。

イラスト担当・那古野先生の筆で彩られたキャラクターはとても魅力的ですし、僕自身ノベルゲームという枠組の中で挑戦してみたい表現がまだ沢山あるんです。現在と同じ、ノベルゲームという枠組の中で“新たな進化”を目指していく。その指針を貫いて形となった作品が、皆様にお届けする“本当のLv.2”になると思います。

このムービーは、現行作業で使用したいソフトに“慣れる”目的も兼ねて作成しています。そのため今回皆様の目に触れるものを公開し、刺激をいただくことが出来たことも自分の中で間違いなくプラスとなりました(形にする一連の段階を経験出来たことは大きいです)そういう意味も含めて、ご視聴いただけましたこと、心より感謝申し上げます。

今回の“嘘のLv.2”が、皆さんにとって僕がしたような妄想を描けるものであったり、“本当のLv.2”の展開を予想出来るようなものとなっていたら、嬉しく思います。

ここからは本当の話です。
私が演出を担当させて頂いているノベルゲーム『トライアンソロジー』の紹介サイトが更新されました(参照.2015年12月29日日記

3つの世界が1つになる時、アリスは目覚める……。
奇しくも、拙作ダブワンと共通した「交錯する世界」の要素が織り込まれた作品であることが、今回の更新内容から窺えるかと思います。

私もはじめて企画をお伺いした時は驚いたのですが、現在は「又とない勉強の機会」と思いながら、演出と向き合わせて頂いてます。この手法を料理するライター様方が、確かな実力を持った方々だからです。前回の日記で『このような状況において、この感情を作品として表現できる機会は二度と来ないかもしれない』とした理由のひとつには、そういった自身の想いもあります。

このブログをご閲覧下さっているMYTHやダブワンを気に入って下さった皆様に対しましても、拙作とジャンルが近いという点を含めて、私としても「ぜひ触れて頂きたい」と思える作品となっております。

Circletempo作品を好きで居て下さっている方、そして07th Expansion様の沢山のファンの方々が心地良く物語に没入できるよう、これからの作業にも全力を篭めて参りたいと思っております。

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